近所の桜並木。
前日の冷たい雨で花びらが多少散っていましたが
なんとか間に合いました。
この桜は、豊穂川(とよほがわ)の川べりに植えられています。
名前の如く、周りは田んぼや麦畑が広がっています。
子供の頃から見慣れた景色ですが
近くに川や緑や田んぼがあることが、
最近特にありがたいなぁと感じます。
一昨年のちょうど今頃。
植林ツアーに参加した行き先が
中国の内モンゴル自治区。
空は黄砂で砂埃、川はあっても一滴も水が流れていない。
植林された木がきちんと整列して並んでいる。
でも、緑の葉っぱが全くない。
蝶や虫がまったくいない。
現地の小学校の校庭には一本も木がなく、
日本の学校にある桜や銀杏の景色が遠い遠い果ての国の様でした。
とにかく、大地が、すべてが乾いている。
すぐお隣の国なのに、こんなにも違うのかと
ショックを受けたことを思い出しました。
日本は本当に豊かだったんだ。
春には花が一斉に咲き乱れ、
花の蜜を求めて虫が飛び交い、
たくさんの生き物が共存して生きている。
当たり前のことがものすごく
奇跡でありがたいことだと思いました。
自宅の庭にも小さい花がたくさん咲いてきました。
それを見るだけで本当に和みます。
すみれの花
ムスカリ
ぐみの花
花ニラ